2020-01-01から1年間の記事一覧
左から マティアス・グリューネヴァルト イーゼンハイム祭壇画 1511〜1515頃/ペルジーノ アンヌンツィアータ 大聖堂のための祭壇画 1510/ガウデンツィオ・フェラーリ 奏楽天使 1535 絵画や古文書の中にヴァイオリンらしいものが現れるのは、現存する楽器が…
アマティ家は3代にわたってフランス王室のために楽器を作りました。国王の紋章やモットーなどが美しく描かれた楽器です。そのうちのいくつかは現存していて博物館などに保存されています。では、フランス王室はどこでアマティ家の楽器のことを知ったのでし…
"Altar of the chapel of Versailles, the very spot where Marie Antoinette married Louis XVI" byJorge Lascar is licensed under CC BY 2.0 ヴェルサイユ宮殿の王室礼拝堂 アンドレア・アマティがサン・ファウスティーノに工房を開き、息子のアントニオ…
"Cremona - Piazza Roma" by Simone Ramella is licensed under CC BY 写真右奥に見える建物のある一角は、様々な職人達の集まる職人街でした。アマティ家ほか楽器製作者たちの工房もここにあったのです。 ヴァイオリンを完成された形に作り上げたアンドレア…
"A woman sits working at a spinning wheel as a man works at the table making a violin. Wood engraving by C & H after HH."is licensed under CC BY 4.0 アンドレアはどこで誰のもと弦楽器製作の修行をしたのか? 前回、クレモナのアンドレア・アマテ…
最初にヴァイオリンを作ったのは誰? どうやってヴァイオリンは誕生したの? 答えを見つけようと、私は「何か判りそう」「関係ありそう」と思う本や資料を集めてきました。 今日からは改めてそれを見なおして、解っていることを確認し、不明なことや疑問に思…
プラス1といっても オマケではありません、ボリュームも信頼度も抜群の音楽事典 ニューグローヴ世界音楽大事典 日本語版 監修 柴田南雄/遠山一行 講談社(文献社)より出版 おすすめの本に事典を入れるのは、ちょっと反則のような気もしますが、どうしても…
ヴァイオリンとフィドルとどう違うの? フィドルの本 あるいは縁の下のヴァイオリン弾き 茂木 健 音楽之友社 初めて音楽と出会う本 「フィドルとヴァイオリンはどう違うのか」。年に数回だが、こう質問されることがある。「使われている楽器には何の違いもな…
ヴァイオリン製作とドイツの製作者に関心のある方はぜひ! 「ヴァイオリン」 無量塔 藏六著 岩波新書 E58 著者はドイツでヴァイオリン製作を学び日本人として初めてマイスターになりました。 ドイツでマイスターというのは国家資格で、その道の名人や巨匠に…
読み込んでいます…
「プライバシーポリシー」に関して記載致しました。ご一読ください。 当サイトに掲載されている広告について 当サイトでは、第三者配信の広告サービス(Googleアドセンス、A8.net 、Amazonアソシエイト、バリューコマース、もしもアフィリエイト、afb、アク…
古い本だと敬遠しないで‼︎ 「ヴァイオリン」 マルク・パンシェルル 大久保和郎訳 文庫クセジュ411 白水社 ヴァイオリンは十六世紀の発明である。といっても、もちろん完全な発明ではなく、はるかな太古にはじまる一つの発展の帰結のなのであるが。 この発展…